昨日のなかにし礼さんの雪の中の応援演説はすばらしかった。類まれなる芸術至上主義者である氏が、言霊が降りたように訴えた。「様々な嘘で民主主義が壊れてゆく。都民は自分たちの良心を見せようではありませんか?放射能の前では、世界一の防災対策も自衛隊も無力であり、人類の命と暮らしを奪うものであり、再稼働は民主主義のモラルを打ち壊すものだ」
脱原発は良心の問題であり、それは彼の内奥からの叫びであり、真心であり、目の前の民衆と自分自身の良心に訴えるものであった。「古今和歌集仮名序」の冒頭が想起されるものであった。
「 やまとうたは、人の心を種として、万の言の葉とぞなれりける 世の中にある人、ことわざ繁きものなれば、心に思ふ事を、見るもの聞くものにつけて、言ひ出せるなり 花に鳴く鶯、水に住む蛙の声を聞けば、生きとし生きるもの、いづれか歌をよまざりける 力をも入れずして天地を動かし、目に見えぬ鬼神をもあはれと思はせ、男女のなかをもやはらげ、猛き武士の心をも慰むるは、歌なり」
分けても脱原発の歴史的名演説を残したのは、小泉元首相であった。
「あの東北大震災、原発事故は日本を変えるチャンスである。また変えられるんだ。変えられるのに、変えることができるのに、なぜ立ち上がらないんだと言う、強い憤りの念が、私の胸に炎えてきたんだ。やれることはやろう。このピンチをチャンスに変えよう。歴史的大転換期だ!」
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